説明

PDFファイルはPDFビューアで閲覧するものですが、PPvを使ってちょっと見したくなることもあります。
PPcからPPvを使ってPDFを閲覧するために以下の2つの方法を試しました。

  1. axpdf.sphを使う。
    PDFをそこそこの解像度の画像書庫として展開します。
    • 長所: 書庫の展開時間が短い
    • 短所: 解像度の詳細設定ができない
  2. axextend.sphghostscriptを設定する。
    こちらもPDFを画像書庫として展開します。やや複雑。
    • 長所: 解像度の詳細設定ができる
    • 短所: 書庫の展開時間がページ数に比例して長くなる

axextend.sphはやり方次第で即時に書庫展開する方法があるかも知れませんが 思いつきませんでした

どちらも一長一短なので両方の長所を活かした、第3の方法を作りました。
最初に展開後の画像パスを書き出したリストファイルを開き、同時に別プロセスでghostscriptを
動作させ逐次展開するしくみです。オプションで展開するページ数に上限を設定できます。

設定

ファイル判別(:PDF)にexpandPDF.jsを設定する。
*setcust E_cr::PDF,*script path\to\expandPDF.js

  • expandPDF.js,1,2
    1. string 展開するPDFのフルパスを指定(default:%FDC)
    2. number 展開するページ数の上限を指定(default:99)

スクリプト内のvar GSvar CMD は自環境に合わせて調整が必要です。