サムネイルキャッシュの一括登録
対応バージョン: PPx198+1以降プラグイン: tar80/ppm-misc
説明
PPcのサムネイル表示機能は、サムネイル作成に時間のかかるエントリを無視するように
なっています(X_wsizに依存)。そのためifextend.spiを設定して動画などのサムネイル
表示を有効にしても、実際には表示されない場合があります。
そこで、あらかじめキャッシュを登録しておきファイルサイズによらずサムネイル表示
されるように、ディレクトリ内のエントリ/マークエントリに対して一括で
サムネイルキャッシュを作成・登録するスクリプトを作りました。
ついでにつかさのほえほえ日記: アルバムアートをサムネイルにを参考に、
ディレクトリに対してはfolder.jpgを(ディレクトリ内に存在するなら)設定します。
オプションで任意のファイル名を指定できます。
使い方
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補完候補リストの編集
サムネイル生成コマンド指定用の補完候補リスト%sgu'ppmcache'\complist\thumbcmd.txt
を編集します。
ffmpegの設定サンプルが書かれているので参考にしてください。%m"説明" <対象となる拡張子(カンマ区切りで複数登録可)> サムネイル生成コマンド
- サムネイル生成コマンドには変数
%src%
,%dst%
を使えます。ifextend.spiと同様です - コマンドの設定内容によっては長大な時間がかかるので注意してください
- サムネイル生成コマンドには変数
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スクリプト(setThumbnail.stay.js)の実行
- スクリプトを実行すると、サムネイル生成コマンドを選択する一行編集が起動
コマンドを選択・編集してEnter
キーで続行します - サムネイルの生成が開始される
サムネイル生成コマンドは一つずつ非同期にPPb上で実行されます - 全エントリのサムネイル生成が終了すると、確認ダイアログが表示される
続行を選択すると一括でサムネイルキャッシュが登録されます
実行中に再度スクリプトを実行すると中止します。サムネイル作成に時間が 掛り過ぎる場合や、途中でエラーが起きたときのスクリプト常駐解除に使用します。
- スクリプトを実行すると、サムネイル生成コマンドを選択する一行編集が起動
画像外、タスクバー上でPPbがチカチカ(起動・終了を繰り返す)します。
チカチカしないよう試行錯誤しましたが、よい方法が思いつきませんでした。