PPxでGrep
対応バージョン: PPx198以降 KeyModuleR8以降プラグイン: tar80/ppm-grep
説明
各種grepの出力結果を仮想エントリとして扱えるようにする設定集です。
- 使用するコマンド、出力先を選択できます。
コマンドは grep, ripgrep, jvgrep, git grep、出力先はPPc, PPv, エディタから選択できます。 - PPvで表示時には一時的にキャレットモードに変更します。
- 検索結果にはlfActions.js経由で指定したコマンドを実行可能。
- 検索結果は%*temp()内に蓄積されるので、同階層の隣り合うディレクトリに移動 を使うと簡単に履歴をたどれます。
使い方
- ppm-grepをインストールして設定する。
CTRL+W
で一行編集を呼び、検索するキーワードを入力する。- このとき、マークがあればマーク対象を、なければカーソル位置かディレクトリ全体を
対象とします。(プラグインの設定から変更できます) - optionボタンからはgrepコマンドの引数を変更できます。
固定されたオプションはエントリ表示のために必要となるオプションです。 - 編集中に
CTRL+W
で、使用するgrepコマンドを変更できます。 CTRL+@
で対象とするコミットを選択できます。(git grep用)- エディタへの出力はvimのquickfixに出力するために用意してあります。
他のエディタでも同等の機能があれば利用できるかもしれません。
結果は拡張子の語尾に_e
を付加した<keyword>.ppmgrep_e
に出力されます。
- このとき、マークがあればマーク対象を、なければカーソル位置かディレクトリ全体を
- エントリリスト上では、マスクやインクリメンタルサーチを使って候補のさらなる絞り込みができます。
R
キーで前後行のマスクをトグルできます。Y
キーで連動ビューをトグルできます。S
キーではsedを使って文字列の置換も可能です。行選択が可能なのでより柔軟に置換対象を選別できます。
エントリリスト上への出力
PPvはhtml tagの解析など独自に文書の内容を整形する機能があるため、画像のように行番号にずれが生じることがあります。 この場合はPPvのオプションに
-tag:off
などを加えれば行番号が一致します。
sedを使った置換
連動ビュー