exchangeKeys.js
対応バージョン: PPx181以降プラグイン:
説明
設定ファイルからキーバインドを読み取って設定・復元するためのスクリプト。
- キーバインド変更用の設定ファイルのみで変更・復元できます。
- キー変更時には現在のキー設定をK_キー設定ファイル名に保存し、復元時に整形して読み込みます。
- PPxはキー設定を保存するときに特定のルールに従ってキーを整形するので、書式を合わせた設定ファイルを作る必要があります。誤爆を減らすには一度PPCUSTで設定を書き出したものを使う。
Key Moduleを使えば同様のカスタマイズをより簡単に実行できます。とくに理由がなければそちらを使ってください。
書式とスクリプトの仕様について
- ExSHIFT、ALT、CTRL、SHIFTキーには順番があって、~&^\の順に書かれていないと復元に失敗する。
- CTRL+0(^V_H30)やCTRL+J(^V_H4A)など特定のキーはPPX内部で仮想キーコード(V_Hxx)の型に変換される。
- 変換されるキーを調べるにはPPCUSTで一度設定してみる。型があってない場合、復元に失敗する。
- 元は未設定のキーを一時的に変更させる場合、スクリプト側で
%mNotExist %K"@元のキー"
の型に変換され 復元時には未設定に戻る。 - キーとコマンドの区切りには、
=
と,
の二種類があり、=
区切りのコマンドはスクリプト側で%mSepEQ %K"元のキー"
の型に変換され復元時に元の型に戻る。 - キーは
項目名:キー
の名称(KC_main:ENTER)で保存される。複数の項目が混在する設定ファイルでも読める。 - キーバインド以外の設定(M_Ccr, E_crなど)は読めない。
- UTF8しか読めない。
他にも項目名の書き方などにルールがあります。詳細はスクリプト内のコメントを確認してください。
使い方
- 第一引数で登録・復元の一方を指定し、第二引数にはキー設定ファイルのパスを指定する。
例) exchangeKeys.js,【1:登録 | 0:復元】,【設定ファイル名】 - 設定中は
%M_設定ファイル名,!項目名:キー
で元のキーバインドが使える。
key moduleで同等の操作をするなら、
*mapkey
を使います。予め、キー設定をPPxに登録しておく必要があります。
設定
;エイリアス
A_exec = {
scr = ;スクリプトをまとめておくディレクトリパス
cfg = ;PPxの設定ファイルをまとめておくディレクトリパス
}
;実行コマンド
; 登録
key or menu , *script %'scr'%\exchangeKeys.js,1,%'cfg'%\【設定ファイル名】
; 復元
key or menu , *script %'scr'%\exchangeKeys.js,0,%'cfg'%\【設定ファイル名】