プラグイン:
説明
PPbのカスタマイズ全般について書いていきます。
フォントの変更
初期状態のPPbは見た目がまんまcmd.exeなので、まずは見た目から変更。フォントはPPcustから直接指定します
。F_conの設定を直接変更することもできますが、LOGFONT構造体というものの知識が必要になってくるのでちょっと難しいです。
第二項目で横幅を変更できるので、ここをいじれば微調整くらいは可能。
好みのフォントを使えば構いませんが、個人的にはmiiton氏のcica、yuru7氏のHackGenNerd、Firge、PlemolJPなどをお薦めします。
これらのフォントにはNerdFontsというコンソールで使える絵文字が最初から入っているので
対応コマンドでアイコンを表示できるようになり、見た目が楽しくなります。
lsd
はグラフィカルなlsといったコマンドでこちらで公開されていますが
はっきりと遅いので実用性は使い方しだいといったところです。
配色の変更
※この設定はレジストリに保存されます。
PPcustから、またはCB_palsを直接変更することで全体の色設定ができます。しかし、色の設定は
時間がかかって大変な割にできあがりも微妙だったりするのでこだわりがなければ、誰かの作った
配色を使わせてもらいましょう。
- まずはMSが公開しているcolortoolをインストール。scoopを導入しているなら、
scoop install colortool
- 標準では設定数が8つしかないので増やします。mbadolato/iTerm2-Color-Schemesを
git clone
するかダウンロードして、schemesディレクトリの中身をcolortool\schemesに移動。 - colortoolにパスを通したら、PPbから
colortool -x 色設定名.itermcolors
を叩いて適用。
-x
オプションは拡張子.itermcolors
の色設定を適用するときに使用。微妙に発色が異なります。 - 気に入った色設定が見つかったらPPbのタイトルバーを右クリックしてプロパティを開きOKする。こうすれば
PPb以外のコンソールに影響を与えずに設定を保存できます。
-d
オプションを使うと全てのコンソールの初期値に設定されるので注意してください。 - 色設定を初期状態に戻したくなったら
colortool cmd-lagacy.ini
で戻せます。
createColorThemePPb.jsを使えば colortoolを使わず色テーマを適用できます。
プロパティの設定
※この設定はレジストリに保存されます。
タイトルバー右クリック>”プロパティ”で表示の調整ができます。が、PPbは独自に設定を保持しているのでここを設定してもそのまま適用されない項目もあります。透過設定は”画面の色”の下の方にあります。
キーバインド
-
一行編集で選んだパスをカレントディレクトリに設定する。
key , *string o,path=%*input("%*name(DN,"%FDVN")" -title:"cd.." -mode:e -k *editmode -allkey %%: *completelist -set -history:d) *insert cd "%so"path"" %k"enter"